「素晴らしい」という言葉が上から目線になってしまうのか気になっていませんか。
普段から使っている場合、上司や目上の人に使ってよいのか不安になりますよね。
今回は、素晴らしいが上から目線になってしまうのか解説します。
「素晴らしい」は上から目線なのか?
結論から言うと、「素晴らしい」という言葉は、使い方を間違えると上から目線になる可能性があります。
素晴らしいという表現は評価をする言葉であるため、目上の人が下の人たちを褒める際に使われるのが一般的です。
そのため、目上の人に対して素晴らしいという言葉を使うと、上から目線になってしまう可能性が高いです。
人や時代による場合もありますが、目上の方に使うのはおすすめしません。
「素晴らしい」が上から目線にならないためには?
素晴らしいを上から目線にならないように使うためには、目上の人に対してではなく、その人の持ち物などに対して使いましょう。
目上の人が持っている物をあなたが評価することで、評価された側はうれしい気持ちになってくれます。
例えば、「素晴らしい製品ですね。」や「〇〇さんが作った資料は素晴らしいですね。」などと使えば、上から目線には感じづらくなります。
ただし、素晴らしいと言われるだけで不快に感じる人もいますので、次で解説する言い換え表現を使うのもおすすめです。
「素晴らしい」の言い換え例
素晴らしいという言葉を上から目線にならないようにするために、別の言葉で言い換えることもおすすめです。いくつか例を紹介します。
- 素敵・・・「素敵な色ですね。」
- 感服・・・「仕事ぶりに感服しました。」
- 見事・・・「見事な成果ですね。」
このように言い換えをすることで、素晴らしいという言葉を使うよりも上から目線にならなくなります。
ぜひ使ってみてくださいね。
「素晴らしい」の意味
素晴らしいという言葉を上から目線に感じる原因は、その意味からも分析することができます。
素晴らしいは主に「群を抜いて優れている・このうえなく好ましい」という意味で使われます。
つまり、そもそもの意味が評価をするような人の視点に立っているのです。
目下の人が目上の人に対して、「群を抜いて優れていますね。」と言おうものなら、上から目線だと言われても仕方がありません。
そのため、意味自体が上から目線になりやすい言葉だといえます。
「素晴らしい」は使い方次第で上から目線
素晴らしいという言葉は、使い方を間違えると上から目線になってしまうため、注意が必要です。
使い方次第で目上の人との会話でも使えますが、個人的には言い換え表現を使うことをおすすめします。
対人関係において余計な失敗をするリスクを抑えるためにも、失礼に当たらない言葉遣いを心がけましょう。